日々の出来事をだらだら書く
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途中からカオス
それはいつものこと 彼女は何故、滑るのをやめてしまったのだろう。 私にはその理由が分からない。 彼にも分からない。 でも、私も彼も彼女のスケートが好きだ。 そして、彼は彼女自身も好きなのだ。 彼は必死にそれを隠しているが、私には分かる。 また、彼女も彼を好いている。 彼はそのことを知らないが、私は彼女から聞いていた。 二人が両思いであることを知っているのは私と保健室のおばちゃん先生。 私とおばちゃん先生は二人が自分たちでその想いに気づけるように、成り行きを見守っている。 その彼が最近、フィギュアスケートの振り付けを考えている。 彼女がリンクに立つ姿をもう一度見たい、と目を輝かせながら私に話してくれた。 そして、その振り付けには私とおばちゃん先生の協力が必要だということも教えてくれた。 勿論、私と先生は快諾し、彼女には内緒で大きな舞台を用意することになった。 数週間後。 彼は彼女に舞台のことを告げた。 そして、自分の想いも。 彼女は少し戸惑いながらも、リンクに立つことと、自分も同じ気持ちだったことを彼に話した。 事の成り行きを木陰で見ていた私と先生は目を見合わせ、小さくガッツポーズをした。 後は、フィギュアの舞台を成功させるのみだ。 舞台はとんでもなく大きくなった。 県で一番のリンク、客も客席一杯だ。 この舞台を用意するのに私はかなり苦労したのだった。 おばちゃん先生は舞台の前座を担当した。 元々フィギュアの選手だった先生。滑りは勿論だが、それだけでは終わらないのが先生だ。 元マジシャンの経歴を持っているのだから、その舞台は奇術も取り入れたエンターテイメント。 鳩が飛び出したり、先生が瞬間移動したり、見たことも無いフィギュアがそこにあった。 前座で大いに盛り上がったリンクへと、いよいよ彼女が滑り出す。 彼女は、 リアルな雄ライオンの着ぐるみを着て、堂々と演技を始めた。 …… …という夢をみた(笑) オチを朝御飯のときに思い出して 何故にっ?? と思った 先生の演技も凄かったなー あんなフィギュアをリアルでも見てみたい(笑) PR この記事にコメントする
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