日々の出来事をだらだら書く
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今日は友人とデート
DIALOG IN THE DARK というイベントに参加してきました 暗闇の中の対話 文字通り、完全暗闇の中で行うイベント 内容としては 暗闇の中へ8人程のグループで入り 目以外で物を見よう、感じよう、といった志向 私のグループは 私、友人と若夫婦2組 白杖(視覚障害者が持つ白い杖)を持ち スタッフの説明を受け お互いの自己紹介をします 暗闇の中では声だけが頼り、座ったり立ったりするにも声掛けがないとすぐにぶつかってしまいます そして いざ、完全なる暗闇へ 勿論、サポートのスタッフも一緒です アテンド、という視覚障害者のスタッフ 彼女の声を頼りにグループで色々なことをします まずは、広い空間に何があるか 視覚以外で探します 落ち葉を踏みしめる音 土の匂い 木の感触 風の流れ 確認し合う声 見えない分、何もかもが新鮮に感じます 様々なシーンも体験してきました 木々の間を歩いたり 橋を渡ったり 民家の縁側から靴を脱いでお邪魔してみたり 鉛筆を削ってみたり バーでお茶をしてみたり バーでは男性店員が飲み物を出したりしてくれたけど 彼も迷いなく動いていたから、視覚障害者なのだろうか… 暗闇の中で洗い物も難なくこなしていた ちなみに、声がイケメンだった(笑) さて 暗闇でお互いが見えないと、仲間意識が形成されるのが早いのか 会話が絶えず、楽しい時間を過ごすことが出来ました なんだか不思議な感覚だったな… 新鮮であり、後からは懐かしいという感覚 懐かしい、というのは小さい頃押入れに入ったりした所から来たのかな?(笑) 完全な暗闇から抜けた後はアテンドさんと参加者で対談 あの空間で何を感じたのか、視覚障害者は何を感じながら日々を過ごしているのか など、色々話が弾みました で、イベント終了後 若夫婦2組と意気投合し、6人でお茶をすることに ケーキセットを突きながらイベント会場で語りきれなかったことを話しました 特に 見えないという感覚、特に『色』について 今日一緒にイベントをサポートしてくれたアテンドさん 彼女は見える状態をしてから全盲になってしまった方 なので、『色』という概念を知っている でも、生また瞬間から全盲になってしまった方は 『色』をどう捕らえているのか そもそも『色』を見たことがないのだから思い描くことは出来ない 『暖色』は健全者なら、赤、橙などを思い描くけど 見えない方に説明するとするなら、『暖色』は暖かい色となる ならば、その方にとって『暖色』=『暖かい・温かい』という感覚になるはずではないか というのが、私の考えなのだけれど… 見えている人が見えていない状態を想像することは難しい というか、出来ない だって、最初から見えているから、目を瞑ったところで『色』を思い出せるから 生まれてずっと見てきた『色』を忘却することなんて出来ないだろうから やっぱり見えない人が『色』をどう捕らえているのか、ってのは良く分からない 仮に全盲の方が手術か何かで突然見えるようになったら 見えなかったときを経て見えているを体験できたならば 暗闇しか知らなかったときの『色』の状態を説明できるかも… でも、見なかったものが突然見えてしまうのはその方にとっては恐ろしいことでもあるかもしれない と、そんな感じに語ってきました いくら想像を巡らせたところで分からないものはあるものです 私以外の意見もたくさん聞くことが出来ました いやいや 久しぶりに濃い会話をした 充実していた 良いことだ 良い経験をした PR この記事にコメントする
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